こんばんは!
前回
こちらで載せられなかった、名古屋滞在記の続きをお伝えいたしますね。

名古屋の大須はいつも賑わっています。
函館の私にはとても刺激的です!!
トップスポップコーン大須店オープン前に多少時間が空いたので、この大須商店街をプラプラしてきました。
そして、ここ大須商店街で
私のスマフォが盗まれたんです!皆さん、是非推理してみてください!!!私はトイレに行きたくなり、あるショッピングセンタービルの横の入り口?みたいな所から直接トイレに直行しました。
すると、婦人トイレの入り口の前で清掃のおばさんがトイレットペーパーの替えを片手に壁にもたれかかっていました。
私はその清掃婦と目が合いながらもそのままトイレの中に入ると、3戸ある個室の内2戸が埋まっていて、中から女の子の声がキャッキャ聞こえてきます。
声の感じから言って中で着替えていている事が伝わります。
私は空いている1戸に入り、トイレの中でスマフォをいじりトイレを出ました。
トイレから離れる時清掃婦とまたまた目が合いながらも、10メートルくらい進んで、
「あっ携帯・・」 と思い、自分のポケットをパンパンしたんだけど、有りません。(普段から私はポケットに入れるクセと、何でも置き忘れるクセがあるんです^^;)
「トイレに忘れてきたんだ」と直ぐにトイレに戻ったんですが、その時さっきまで壁にもたれかかっていた清掃婦が居なくて、トイレの中まで入ると、私が入っていた個室を清掃婦が覗いていた様な感じでした。
私は清掃婦の横を割って入るようにトイレの個室を覗いてみたんだけど、一見スマフォはありません。
思わず
「あれっ?」っと声を出してしまいました。
そこでもう一回さっき歩いた10メートルくらいの間に落としたのかな?と思い、トイレから出たんだけど、勿論落ちてるわけも無く、自分でもイヤやっぱりトイレだよな・・と思ってもう一度トイレに戻りました。
するとつい今さっきまでいた清掃婦の姿は無く、代わりに個室からメイドっぽい姿の女の子二人が出てきていました。
私は何度もポケットやバックをゴソゴソしながらも、女の子達に
「すいませんが、携帯が見当たらないので鳴らしてもらえますか?
もしかしたら持ってるかもしれないけど、ちょっと見当たらなくって・・」というと、女の子達は最初はちょっと戸惑っていた様子でしたが、「いいですよ。」と言ってかけてくれました。
・・・・・・
「鳴ってますよ!?」「えっ?ウソ・・鳴ってます!?」でも、どこからも音は聞こえません。。。
「えっ・・何で?何でだ??」私は軽くパニックです。
「さっきトイレでスマフォいじったよな・・あれ?それともいじってないのかな??」
「えー、、確かトイレに入ってポケットから出して・・・・あれ??出してなかったのかな・・・」とりあえず女の子達にお礼を言って、ショッピングセンターの外で待ってる旦那様を即効呼びに行きました。
この時点で、当事者は
私
清掃婦
女の子2人
の4人しか居ないんです。
携帯をトイレに置き忘れたであろう時間から、私が気付いてトイレに戻った時間は20秒~30秒程度です。
トイレから離れた間に違う人が入った可能性もゼロ。。
だから私は、このトイレから離れると携帯が戻ってこなくなりそうな気がして、いつにもなく焦って旦那様を呼びに行きました。
旦那様と二人でトイレに戻る最中、旦那様は私の電話を鳴らし続けています。
1分ほどでトイレに戻ると女の子達はまだ居ました。
私は半分この女の子達を疑っていました。
半分は年齢や見た目によるものです。後は勘。
その間も旦那様は何度も私の携帯にかけ続けていた時、私はトイレの中で耳を済ませました。
すると、
「ブーン、ブーン、」とバイブらしき音が微かに聞こえてくるような・・・
でもトイレの外からはセンターの音楽がかかっていて、よく聞こえません。
とっさに私は
「女の子達がマナーにして持ってる?」と思い、あえて
「バイブっぽい音が聞こえない?」と女の子達も巻き込みました。
でも女の子達は分からないと言い、さっきまで聞こえてきていた様なバイブ音も聞こえなくなっていました。
「もしかしたらセンターの音楽の低音とかだったのかな??」 と思い、私は途方にくれました。
身体検査するわけにもいかないし、どうしたらいいんだろう・・・
すると旦那様が
「清掃婦じゃないの?」といいました。
「えー?まさか・・。」「でも確かにトイレに戻ったとき、個室を覗いていた様な感じではあったなぁ」そこで、トイレの目の前にあるテナントに入り、事の経緯を話し、清掃婦の動きや待機場所を聞きました。
でも、テナントの店員さん(おばさん2人)は
「昔から長い間働いている人だから、そんなことするわけないよ。事務室に行って紛失届けだした方がいいよ」
と言いました。
でも、紛失じゃないんです!
そうこう話していると、通路の向こうから清掃婦がこっちに向かって歩いてきました。
「あぁっ、あの人だ!」と言って、私は清掃婦に
「あのすみません。トイレに・・」と言った瞬間に
「携帯でしょ? 私も携帯が無いって言っていたから見てみたけど、無かったよ」と言われました。
「そうですか・・。誰か違う人が入ったりは?」「誰も入ってないですよ。私はトイレットペーパーを交換したかったんだけど、ずっと女の子達が入っていたから交換できなくて、でもいつまでもそこに居たら失礼かと思いって出たんだけどね」「そうですか。分かりました。ありがとうございます」そのまま清掃婦は行き、女の子達がトイレから出てきたので一応
「誰か他に入ってた?」と聞いたら
「入ってましたよ。」「お姉さんが出た後直ぐに誰か入ってきたよね?」
「うんうん、なんか直ぐに入ってきて常に誰かいた感じだよね~」入ってるはず無い。と思いながらも、女の子達にもお礼を言い、女の子達も行ってしまいました。
すると旦那様が
「あいつだ。あの掃除婦だ。やたらきょどってるし様子がおかしい」と言いました。
確かに、私はトイレに携帯を探しに戻ったとき
「あれっ?」としか言ってなくて、清掃婦に携帯が無いなんて一言も言ってないのに、今清掃婦は
「携帯がないって言ってたから・・」って言ったんです。
とりあえずラチがあかないので、清掃婦の行動パターンをテナントのおばさん二人に聞いて、違う階のトイレや用具置き場を探し回りました。
でも、案の定見つかりません。。
私は半分あきらめてました。
一応センターの事務室に行き、私達は事の経緯を説明しました。
でも旦那様は諦めて無くって、事務室の人に
「あの清掃婦だって。あの人が盗んだんだって。」とはっきり言いました。
事務室の人たちは若干鼻で笑いながら、「じゃあ、紛失係のほうに連絡しておきますね~。」と電話をしていました。
すると、その事務室の違う電話がかかってきて、
「え?あったんですか?どこに?そうですか。今こちらにいらっしゃってます。そちらに行くよう伝えますね」と事務室の人。
「エーーー!!!どこに?どこにあったんですか???」「3階のトイレのゴミ置き場に落ちてたそうです。」「誰が?誰が見つけたの?」「清掃婦だそうです。清掃婦が見つけて、トイレの前のテナントに届けたようです」「やっぱり!!」「だって、私が使ったトイレは2階だもん。3階に落ちてるわけないんだから!それに全部見て回ったし!!」すると主人が
「気をつけな!そういう人だからな。俺達はこのまま帰るけど、間違いないから、気をつけたほういいよ」といい、その一言でさっきまで鼻で笑っていた人も、人事の様にパソコンをカタカタしていた人も、皆真剣な顔でこちらを見ました。
私達はテナントにスマフォを取りに行き、ホット一安心。良かったー!いやぁ本当に良かったー!!
テナントの人も何も言わなくても全てを把握していたようで、
「魔が差したんだと思うよ。でも、事が大きくなってて怖くなったんじゃない?戻ってきたんだから・・ね!?許してあげて」と。
よし。帰ろう。。
トイレに来てから2時間くらい経っちゃった。
と、センターを後にする前に
「ちょっと待って!女の子達に電話させて。
せっかく電話かけてもらったのに、なんか疑ったような素振りで申し訳なかったし・・」
と旦那様に言い、さっきの女の子の着信履歴から電話をかけようとしたら
・・・・・・
女の子からの着信がないんです。
「え?どういうこと??目の前でかけてもらって、鳴ってますよ・・って言ってたのに。」
「かけた振り?」

この後私達は、いったいどっちが盗ったんだろう・・と、スマフォは戻ってきたけど、戻ってきたことが奇跡だけど、全く婦に落ちない結末に二人であーでもないこーでもないと言い合いながら、センターを後にしました。
どっと疲れた~。